CM通り。

中古バイクと言えば、ちょっと前によくCMでみた

『貴方のバイク、かならず買い取ります』って言葉が頭に浮かぶ私。

実はずっと気になっていました。(というか、全く信用していませんでした。)

・ちゃんと値段つくの?

・もう動かなくても大丈夫。

・面倒な手続きも一切こちらで請け負います。

・ご自宅まで当社が引き取りに伺います、まずはお電話を。

みたいな言葉がずっと並んでいますよね。あのCMだけ見てもなかなか信じがたいのが普通じゃないかなと思います。演出の関係もあるかもしれませんが、『うまい話には裏がある』『世の中には本当にウマイ話なんてない、だまされるな』というのが当然な世の中なので仕方ないと思います。

3年くらい前でしょうか、我が家にもそんなずっと眠っている中古バイクがありました。

私の弟が友達から譲り受けたものでしたが、貰った当の本人が出張で頻繁に家を空け、家族の他の成員は全くバイクに興味がなかった事も災いし、何年も雨ざらしで覆いもなく放置されました。やっと本人の状況が落ち着いた頃には遠目にもハッキリわかるほどのくたびれ方で、既にエンジンすらかからない状態でした。でも、本人の手元に渡る前にいろいろな先輩後輩で受け継がれてきたらしく名義の所在があやふやだったため手を付けられずにいました。せめて…と、弟が自力でエンジンを取り外しパーツ屋さんに持っていきました。もう絶対動きません。それでもダメもとで有名な中古バイクの買取屋さんに連絡をしたところ、すぐに買取に来てくれてあっという間に片付きました。本当に面倒な手続きもやってくれて感激でした。こんな八方ふさがり状態なバイクでもなんとかなったことに、ビックリです。試す価値ありですね。

免許の写真

新・中古 バイク・四輪車問わず、運転に絶対必要な免許証。
でもあの写真って、なかなか上手く撮れないですよね。
そもそも朝から(受付での証書貼り付けやら検査やら)ずっと行列で、やっと写真撮影という頃にはだいぶお疲れだったりします。そうかといって、手持ちのミラーで手直しの時間なんてくれません。しかも出来上がった写真って、交付の時まで見る事ができない。
まあ中には自分で持ち込む方も稀にいらっしゃるようですが、
サイズ等の細かい基準をクリアしないと使用許可がおりないので手間だし、前もってプロに撮って貰えば無難ですが、その分お値段もかかります。
結果、不満でいっぱいな写真で我慢せざるを得なくなってしまいますよね。
身分証明の際の代表的な物なので、提示を求められたりコピーを取る度に自分の納得のいかない写真を見せなければイケナイのですから、その度に何か決まり悪い思いをするハメに。
私自身も、毎回そんな悔しい思いを重ねてきたわけですが、
知人にちょっとしたコツを教えてもらったのでご紹介します。
①まずピンと背筋を伸ばします。多少、大げさな位の方が小顔に見えるかも?
②アゴをほんの少しだけ引いて、微笑みます。
↑この微笑みが難しいですが、楽かった事を思い出し笑いするといいそうです。
・パワハラでイライラが溜まってる時なんかは、
嫌いな上司が思い切り失敗した所を頭に浮かべるって手もあるそうです。
③そして2番の顔のまま、こころもち目に力を入れます。くれぐれも見開かないで下さいね
たったこれだけなのに印象が変わりました。
行列に並んでいる間の少しの時間を利用して練習しておくとスムーズにできるのでオススメです。保障はできませんが、良ければ参考にして頂ければ嬉しいです。

冬道運転

今年も残りあとわずか。
さすがに師走と呼ばれるだけあって目の回るような忙しさという方も沢山いらっしゃることと思います。
なぜか今年は、全国的に冬が来るのが早くて積雪も圧倒的に多く、北海道では既にマイナス20℃を超えた地域もあるそうです。
バイクって、走行距離あたりの死亡率が四輪車の37倍もあると言われています。
ましてや異常な低温や雪道の運転はバイク、特に中古バイクを運転する方にとっては命に係わってくる大問題ですよね。
という事で、今更ですが冬の大事故を防ぐ為のポイントを幾つかピックアップしてみました。自分の身を守るために他の車からよく見えるようにする為には…。
(1)ヘッドライトをつけて、他の車の死角に入らないように注意する。
(2)自分の頭にあったヘルメットをきちんと着用する(これは言わずもがなですね)
(3)できるかぎり露出の少ない、自分の体を保護してくれる様な厚手で明るい色の服を着用して“安全を意識した服装”を日頃から心がける。
(4)ここまで実践していても、もしかしたら自分は車から全く見えていないかもしれないという可能性を常に頭に入れて運転するようにする。
全部、簡単で初歩的なポイントばかりでスミマセン。でも寒いとどうしても体もちじこまってしまうし、通い慣れてよく知った道だったりするとつい頭がぼーっとして惰性で運転をしてしまいがちですよね。忙しい年の瀬、どうか皆さまが無事に乗りきることができますように。

やっぱりバイク好きはバイクに乗るのが当たり前

バイクという乗り物はどのような方が購入していくのか?と、聴かれたら即答で「バイクが好きな人」と答えます。
移動手段と答える方も多く見えるかと思いますが、私の所感では「好きだから買う」というのが圧倒的な数だと感じています。
移動手段と答える方は、スクーターのようなちょっと出かけるときに乗れるようなバイクのことを指していることが多いようです。

さて、そんなバイク好きが購入というのは、今、中古バイクなり新車バイクなりの市場を支えている方々です。その方々の中心が「オジサン」です。
もちろん若年層での人気も多くありますが、まだまだバブルの時代で、自動車の良し悪しが「男のステータス」だったころ、それにプラスでバイクを乗って楽しむと言う、今では考えられないような状況だった方々が、またバイクに乗ろうかなと思っているのです。
先の記事でも紹介させてもらいましたが、この方々が結婚後、子供がある程度育ち、比較的に時間の余裕が出来たのが大きな要因です。
「さて、何をしようかな」と思ったとき「バイク」を選択するわけです。ですので、昔の青春時代を思い出すために楽しんでいると言う状況でしょうか。

とは言え、いきなり新車のバイクを購入するのは、やはり金銭的に厳しいものがあります。従って、今、密かに中古バイクの市場というものが動いているのです。
しかも、このオジサンと呼ばれる世代の若い時代のバイクは比較的、バイク査定の額が思ったりよくなったりという現象までに発展しています。

ともあれ、バイク市場は、このような「本当のバイク好き」の方々で支えられているのを実感する次第です。もし、これが自動車であれば、生活費需品の地域の方も見えますし、やはり「嗜好品」という位置づけなわけです。

結局、今回のテーマで言いたいのは、バイクにはそれほど深く楽しめる「魅力」というものがあるのです。もし、バイクと言う乗り物に乗ってみたいなと迷っている方が見えましたら、とりあえずは、乗っている方の楽しそうなところを見てみてください。
そして、興味深く観察してみてください。もしかしたら、それだけでも「よし、乗ろう」と思う決心が出来るかもしれません。それほど、魅力が詰まっているのです。
ただ、「女の子にモテたい」だの「夏に涼みたい」だのの理由は「あくまできっかけ」にしておきましょう。現実は、そんな甘くはありません。例外としては、女性ライダーは「モテます」。もし、女性で、このような動機であれば私は間違いなくお勧めします。

本当にバイクは危険なのか?バイク購入の悩み所

私の友人の話で恐縮ですが、今回のテーマと絡んでくるので、少しお付き合いください。

友人は、大のバイク好きで高校卒業後に、直ぐバイクの免許を取得し中古バイク(ゼファー)を購入し、バイクを楽しんでいました。
しかし、今では乗っていません。理由は、とあるツーリングで転倒してしまったためです。幸いにも、擦り傷だけで済んだので、事なきを得ました。
バイクに乗る方なら分かりますが、意外とバイクの転倒と言うのは経験している方が多いのではないでしょうか?現に、私も転倒歴がありますし、私の父も何度か転倒しています。
ですので、擦り傷で済んだのに、何故、バイクに乗らなくなってしまったのか?と、いうことなのですが、友人が結婚するときに、友人の妻から「1度でも転んだらバイクを辞める」と、いう約束をしたからだそうです。
(一応、子供が成人したら、また乗ってよいことになっているそうです。)
友人の妻、曰く、バイクに対するイメージと言うものが非常に危険なものと思っているため、このような約束になっているそうです。
友人思っての、家族思っての、英断だったと思いますが、いよいよ転倒してしまったわけです。

さて、バイクのイメージというのは、結構、この友人の妻と同じことを思っていることが多数ではないでしょうか。かくいう私も、その1人です。
やはり、バイクは危険です。ちょっとした事故でも、一歩間違えれば、即他界ということも珍しくありません。生身の身体がさらされているので、このリスクは致し方がないところです。

ですが、全く乗らない方には、あまり伝わらないかもしれませんが、無茶な運転をしなければ、かなり安定性もありますし、今では転倒した時に身を守るためのライダージャケットなども非常に発達しています。
危険なことは否定できませんが、昔と比べれば格段と安全性が増したことはご理解を頂きたいところです。

ちなみに、友人の転倒してしまった理由ですが、ツーリング中にゲリラ豪雨にあってしまい、走行中、かつカーブを曲がっている最中にマンホールのふたの上に乗ってしまったのです。
バイクに乗る方の「あるあるネタ」だと思いますが、転倒は転倒です。可愛そうではありますが、約束は約束なので、今、友人はバイク引退の身になっています。

ともあれ、バイクにこれから乗ろうと考えている方は、このようなリスクを負うということをしっかりと理解して中古バイクなり、新車のバイクなり購入するようにしたいところです。しっかりと安全運転をしてバイクライフを楽しんで欲しいと思います。

そもそもバイクという乗り物は?バイクの現状とは?

中古バイク、新車のバイクを始めに本サイトではバイクについてのあれこれを記載してきました。
今さらながらという感は否めませんが、中古バイクとしてバイク査定に出すにしろ、新車のバイク、中古バイクを購入するにしろ、今、バイクというものが、どのような立ち位置に居るのかも頭に入れておいた方がよいかと思います。
そこで、今回は現状のバイクについて記載していきたいと思います。

よくインターネットのニュースサイトや、テレビ、新聞、雑誌にと、至る所で「バイク離れ」という言葉を目にするようになりました。バイク離れに限らず車離れも叫ばれている状況です。
実感として、確かにそういった側面を見せているのは事実だと思います。現に、バイク業界全体の市場規模というのが小さくなったのは事実です。
ですが、これは私個人の意見・所感なのですが、バイクが嫌いになったというわけではないと感じているのです。単純に「お金がない」という話だけだと思うのです。
バイク・車に関しては、車体を購入したらお終いというわけではなく、税金が高かったり、ガソリンが高かったりとランニングコストが高いため手が出ないというところが大きく影響しているのだと思っています。
さらに、バイクは車に比べれば、さらに「嗜好品」という側面も強いため、お金が厳しい世の中では、優先度が低い所持品となるため手放したり、購入すら考えないという状況なのです。

ただ、それでもやはり好きな人間はたくさんいるのも事実です。確かに市場規模は小さくなっていますが、中古バイクの市場は変わらず、売買が執り行われているのもまた事実なのです。
そこで感じるのは「完全たる2極化」というイメージが強いです。中途半端に購入するという人間が減ってきているということです。
購入するときには、中古バイク・新車バイクを含めありとあらゆる情報をインターネットなどで調べて初めて購入するという形です。
そして、買えないと分かっている方は、全く興味を示さず他の趣味などで「欲」を満たしているわけです。

この先、さらにこの2極化というのは強く出てくるかと思います。その「バイク好き」の1極は、今、バイクが売りに売れた時代のオジサンが子育てをひと段落つき、また趣味としてバイクで走ろうと思っている方も増えてきていることもあるので
まだまだ、バイク市場というものは賑わっていくかと思います。バイクの分岐点はその先にあるのかなと私は感じています。
今後、この分岐点に備え、どのような動きになるのかは予想が難しいですが断言できることは「バイクは絶対になくならない」ということは間違いないと思います。

改めて学ぶバイクの基礎知識。「ビックスクーター」とは?

何度か、このサイトで大型スクーターを紹介してきましたが、ここで改めて、今の大型スクーター(ビッグスクーター)について、お話をしていきたいと思います。

そもそも、スクーターと聞くと「50cc」の原チャリと訳されるバイクを思い浮かべる方が多いかと思いますが、今の時代は、実はそうでもないのです。
ビッグスクーターは、単純にこの50ccのスクーターを250ccサイズなど大きくしたものを言います。この手のタイプのバイクが出たときには、一言で言えば「おじさんが乗っているイメージ」でした。
要は、ファッション性は全くなく、若者は見向きもしなかったジャンルのバイクです。今では、それが専用の免許が登場するなど、若者を含め世間に浸透した珍しいケースのタイプのバイクだと言えます。
そのイメージを一新したのが「ヤマハのマジェスティ」です。元祖オシャレビッグスクーターです。若い男性を中心に人気が爆発したのです。
当時は、まだ出始めということもあり、カスタムパーツの種類は少なかったですが、今では色々なタイプのパーツが販売されており、カスタマイズする楽しさも大きくなっています。
その豊富さは、ストリートバイクにも引けを取らないと言っても過言ではないほどです。

ともあれ、ファッション性もよいのですが、実は今、女性にも人気が出始めているのも確かな事実です。普通に考えて、ギアチェンジというものが、どうしても苦手という女性が多いという事実があるので、今まで中型のバイク・大型のバイクというものは敬遠されがちでした。
ですが、スクーターのようにギアチェンジが不要なオートマティックなものであれば、中型クラス、および大型クラスを乗ってみたいと思う女性が居るのは至極当然のことです。
「バイク女子」のようなブームは、まだ来てはいませんが将来的に、このような言葉が世の中を賑わすのは可能性としてはあると思います。
女性に人気が出てきた理由は、これだけではありません。先に書いたファッション性ももちろん理由の1つですが、何よりも「快適に乗れる」ということです。
今まで、色々なバイクのタイプの説明をしてきましたが、このビッグスクーターほどの快適性を持つバイクタイプは存在しないほどです。
街乗りよし、近距離良し、長距離良し、タンデム良し、さらには収納も大きいというメリットもあります。どのシーンにも快適な走行感を提供してくれるのは、このビッグスクーターだけだと思います。

ともあれ、おじさんのイメージが強かったビッグスクーターは今や、誰にでも人気があるタイプのバイクに成長しました。

改めて学ぶバイクの基礎知識。「ストリートタイプ」とは?

今回は、ストリートタイプとなります。なかなか位置づけの難しいタイプのバイクではありますが、もしドラマ好きの方でしたら「ビューティフルライフ」をご存知だと思います。
この時に、主演の木村拓哉さんが乗っていたバイクが「ストリートタイプ」と呼ばれるタイプのものになります。その影響もあってか、この時期のストリートタイプのバイクの人気は中々のものでした。
そして、今でも根強い人気を博しているため、常に中古バイクの市場を賑わせてくれるのも特徴の1つと挙げてよいかと思います。

バイクの特徴としては、オフロードタイプに似ていると言えば似ています。それもそのはずで、ダートトラックと呼ばれる場所で走らせるバイクに対して、公道でも走りやすいように改変しているためだからです。
従って、この流れからも分かるように「乗りやすさ」というよりも「見て楽しむバイク」という側面も持っています。
要は、レース用のカッコいいバイクを公道でも走らせたいという気持ちもあってこそのストリートバイクだと言えるからです。
ただ、諸説は色々あるので、感じ方は人それぞれ。結局のところ、このストリートタイプのバイクは、どんな理由であれ、そのファッショナブルに重きを置いているバイクと言えるということです。

それを証明するかのように、ストリートバイク専用のカスタムパーツの種類が非常に豊富に揃っているということです。
ですので、自分好みのバイクに仕立て上げることが出来るので、幅広い層から支持を受けているのも納得できる事実だと思います。
さらに、中古バイクとしてもカスタムバイクの登竜門的な存在と言ってもよいと思います。先に書いた通り、専用のバイクパーツの豊富さが特徴のため、中古パーツでも市場によく出回る特色を持っています。
従って、お金を掛けずに自分好みにカスタマイズ出来ることも、この幅広い年齢層に支持を受けている理由の1つです。

そして、一番の特徴と言えば、女性ライダーが多いということです。
そのファッション性の高さも人気の理由の1つですが、何よりも「乗りやすい」ということが最大の理由だと思います。排気量も250ccなので、重量も軽いですし、小回りも効きます。
従って、力が男性と比べると劣る、そして体重が軽い女性からすると、本当に安定性が保てるバイクになるため、安心して乗ることが出来るのです。
ただ、軽さゆえに高速走行には向きませんし、長距離ともなると、その軽さが仇となり安定性は損なってしまう部分があるので注意が必要です。

改めて学ぶバイクの基礎知識。「アメリカン」とは?

「アメリカン」タイプは言わずと知れたハーレーのようなバイクです。今さら説明をするほどでもないぐらい有名なバイクではあります。
特徴は、何と言っても、あのポジションです。非常に深いポジションになるため、かなりゆったりと乗ることが出来ます。また、両足がかなり投げ出されることになるので、本当に座っているというような状態での運転になるため、かなり楽な姿勢といえると思います。
ただし、その反面、高速走行には注意が必要です。その巨体な身体、カウルが無いこと、そしてハンドル位置が高いという構成のため、高速走行中の風の抵抗感というものは非常に大きなものです。
ネイキッドの場合も似たような抵抗感というものが、どうしてもありますが、アメリカンタイプのバイクの場合は、ネイキッドすら眼中にないほどです。従って、その乗り方は、ある程度限定されてしまうバイクでもあります。

観光地などに足を運ぶと、よくツーリングしているバイカーたちを目にするかと思います。その中でもひときわ目立つのが、このアメリカンタイプで固めたチームです。
その方々の走りを見ていれば分かるかもしれませんが、非常に余裕を持った運転をしているのが見て取れるかと思います。これは、先に書いたような特徴があるので「高速走行には適さないけど、長距離走行には適している」ということによるものです。
やはり、アメリカという国柄、スピードよりも長距離を想定した作りになっているのかもしれません。

さて、中古バイクとして観ていくと、こちらも最早説明の必要がないかもしれません。ハーレーダビットソンなどは、専門店が日本全国、世界各国にあるので、その人気は言うまでもありません。
従って、中古バイクとして買う場合も、バイク査定に出し売却する場合も、相場は非常に安定しているため先を読みやすいバイクだと言えます。
ただ、ある意味ではカスタマイズしてナンボのバイク。バイクをいじるのが好きな方だと、恐らく大きなカスタマイズをしていることだと思います。
売却時には、このカスタマイズはマイナスに働くことが多いので、注意が必要です。もちろん、購入するときにも、カスタマイズされていると、前オーナーの癖が残っている場合があるので、ある程度注意が必要です。

ともあれ、アメリカンタイプと呼ばれるバイクは、世界的に人気のバイクです。仲間ができやすいですし、ハズレも少ないというメリットもあり、他のタイプのバイクと比べると、少し毛色の違うタイプなのかもしれません。

改めて学ぶバイクの基礎知識。「ツアラー」とは?

兎にも角にも、ツーリングを楽しみたいという方に人気のバイクが、本日のテーマとなる「ツアラー」と呼ばれるバイクです。

ツアラーの特徴は何と言っても、実用性の高さです。元来より「長距離のツーリングを楽しむために」と、いうコンセプトも含まれているため、まさに、そのようなライディングをしたときには、このタイプのバイクの素晴らしさを伺えるかと思います。
これを、実現させたのが、風の抵抗を軽減させるためのカウルの工夫や、座席のポジションをゆったりとしたり、と細部に渡り、長距離を走っても、疲れにくいデザインになっているのです。
さらに、機能性の部分でも、ガソリンタンクの容量が大きくなったり、長距離には欠かせない「荷物の積んだときの安定性」にも注力されているバイクです。
ただ、このようなメリットを生むためには、やはり色々なものを犠牲にしないといけません。その1つが重量です。安定性を増すために、ある程度の重量は必要になってきますが、それにしても重いと感じるほどです。
先日、紹介した「スーパースポーツ」(レーサーレプリカ)は、その仕様のおかげで非常に重量は軽いです。ですので、その特性を生かし、女性ライダーが多いと知られていますが、このツアラータイプのバイクにはあまり乗っている方を見ません。それほどまで、重量がデメリットになってしまっています。

中古バイクとしては、ツアラーはどうしても弱点があります。玄人の方であれば直ぐに見破れるかと思いますが、素人の方は本当に気を付けたいことがあります。それは、メーターの一回転です。
今では、デジタルのものが増えてきたので、さして気にする必要がありませんが、昔のタイプですと、どうしてもクルクル回るタイプのアナログ式です。
そして、ツアラーと呼ばれるぐらいなので、その走行距離は好きな人ですとあっという間にかさんでしまう代物です。他のバイク部品を注意深く、観察をすることが出来れば劣化具合から見破ることが出来ますが、バイク初心者ですと、なかなか厳しいものです。
従って、ツアラータイプのものを購入するのであれば、こういったことをしっかりと扱っているような信頼ある業者さんで購入するのが一番の対策かもしれません。

ただ、今、このツアラータイプのバイクは非常に少なくなっています。現行モデルですと、私の知っている限りではZZRぐらいしかありません。
これは致し方ないことなのかもしれませんが、その需要がリッタータイプの大型バイクに移行しており、ツアラータイプの派生型と言っても過言ではない隼などが人気を博した原因もあるかもしれません。