バイクを長い間、放置する場合の対処

以前の記事で、動かなくなった故障車や事故車も買い取ってくれるという記事を書かせてもらいました。今回は、故障車にしないようにちょっとしたアドバイスをしたいと思います。

基本的に、小まめにメンテナンスが出来て、程よくエンジンをかけて乗ってあげることが一番バイクにとっては良い状況です。
ですが、色々な要素で自分自身が忙しくなってしまい、バイクに掛ける時間がどうしてもなくなってしまう場合があるかと思います。それが非常に長い期間だと先に分かっているのであれば、バッテリーのアースを外しておきましょう。

バイクが故障する原因は、このように長い間、メンテナンスもされず、エンジンも掛けられず、放置された末に動かなくなってしまう場合が非常に多いのです。
従って、原因はバッテリーが上がってしまうことが多いということに繋がってくるわけです。それを防ぐためのバッテリーのアースを外すということになるわけです。

他にも、ガソリンの腐敗が原因でキャブレターを痛めてしまうことも故障の多い原因の1つです。察しの言い方は、もうお分かりだと思いますが、中のガソリンを全て消費してしまうことをお勧めします。
ガソリンコックをオフにして、そのままエンジンをかけて放置しておけば、エンジンは勝手に止まるので手間もかからないと思います。

これだけで、バイク査定時にいい影響を与えるので、長期間、乗らない場合は是非ともして欲しいメンテナンスです。

バイク査定にもタイミングがある

物が売れる時期、物が売れない時期という商売をする方々にとっては当たり前の常識というものがあります。バイクにも当然、このような時期があるということは言うまでもありません。
と、いうことでバイク査定も、この売れる時期と売れない時期を見極めて業者さんにお願いすれば、自然と査定額がアップするのです。

簡単に言うと、売れる時期の前は業者としては在庫を持っておきたいため少々高く買取をしてでもバイクが欲しい状況なのです。なので、その時期を狙って査定にだしましょうというのが本記事の内容となります。

バイクが売れる時期というのは4月、7月、12月と一般的には言われています。大型連休の前なのでツーリングイベントが多く開催されるためだと思われます。
特に、7月、12月はボーナスという心強い収入もあるため、売れる傾向が強いです。4月も、学生さんたちが春休みを利用して免許を取りに行き、初めてのバイクは中古でいいやという方々も多く見えるため
ツーリングに限らず4月も意外と売れ行きは好調なのです。

と、いうことで、この時期を見越して、特に急ぎではないのであれば3月、6月、11月辺りに的を絞って査定をお願いすることを強くお勧めします。それなりに買取価格は変わっているはずです。

バイク査定時のちょっとしたテクニック

バイク査定について、ちょっとしたワンポイントアドバイスをしたいと思います。

基本的にバイク査定をするときには複数の中古バイク買取業者さんにお願いをするかと思います。これは当然の成り行きですが、意外と順番まで気にしている方は少ないのかなと感じます。
私がアドバイスとして贈りたいのは、本命の買取業者さんの査定を最後にするということです。今までの査定額や相場が分かっていれば、交渉がしやすいのは至極当然のことです。
ですので、本命のときに必要不可欠な情報を持って交渉に臨むということほど、心強いものはありません。どの時代でもそうですが、情報は非常に大事なものなのです。

これは考え方の違い、価値観の違いで色々な方法はあるかと思います。逆に最初に本命を持ってきて、感触を掴み、一通り査定が終わった後、再度、最初の本命の業者さんにお願いする。と、いうことでもオッケーかと思います。
兎にも角にも、くどいですが本命を「最後」に持っていくことが、上手なバイクの売り方と言えるでしょう。

補足として、査定をお願いする業者さんの数は、あまりに多すぎると大変なので、程よい数でお願いするのがいいかと思います。途中で疲れてしまうと、だんだんと判断が鈍くなり後で後悔してしまうこともしばしばあります。
こういったところも注意したいところです。

バイク査定前の清掃の仕方

先回の記事にて、バイク査定をする前にバイクを綺麗にして印象をよくしておくことを推奨しました。ですが、どれくらい綺麗にするべきなのか、その掃除の仕方を今回の記事にて補足説明していきたいと思います。

まず、綺麗にする前に注意しておきたいのが「家で出来る程度の清掃でいい」ということです。
例えば、業者さんにお願いをして綺麗にしないといけないほどのキズがある場合は、それは清掃の域を超えているので無視をするということです。修理に出したからと言って、その修理代分の査定額がアップするわけではないからです。

では、バイクを綺麗にする基本的な清掃の仕方を記載していきます。
まずは綺麗なぞうきん(タオル・ウェス等)を2枚以上、ワックス、洗車用洗剤を用意します。
基本的には、洗剤で洗って、ぞうきんで拭いて、ワックスを掛けることになります。ワックスを拭きとるときには、必ず、乾いているぞうきんを使用することを注意しましょう。
他にも、洗剤で洗う時には、細かな砂が付着している可能性があるので、最初から強い力でゴシゴシとやってしまう逆にキズがついてしまう可能性があるので、こちらも注意が必要です。
その後、細かなキズはコンパウンドで研磨して綺麗にすることです。他にもスチールウールでサビを落としたりするのも重要です。

バイク査定前の清掃は、この程度で何ら問題ありませんので、是非とも綺麗にしましょう。

バイク査定の交渉は「ほどよく粘る」がポイント

昔はよくあった話で、最近はあまり聞かなくなったことなので、さして気にする必要はありませんが、知識として持っていて損はないと思うので紹介したいと思います。

今回紹介する内容は、バイク査定のときに、値段が低いからといって駄々をこねないということです。先回の記事で、友好的にということを紹介しましたが、それと少し似ています。

実はバイク買取を扱う業者さんは、他業者とライバル関係にありつつも情報交換のため繋がっている場合があります。この繋がっているというのは、業者からしたら非常に大きな武器になるのです。
例えば、査定を複数の業者さんにお願いしたとき「今回は○○業者さんに買い取らせよう」のような談合が出来てしまうのです。
基本的には、こういったことはしませんが、あまりに「他社はもっと高く買い取ってくれる」と言い張っていると、このような状況になってしまう場合があるわけです。

こういった裏事情を知ってしまうとやる気をなくしてしまうかもしれませんが、基本的に「稀なケース」で、今のバイク買取は大手業者さんの場合は、無いです。
個人で経営している業者さんも健全なところであれば全く問題ないですが、残念ながらこういったことをしてしまう輩もいるのは事実です。
従って、あまりに駄々をこねないように交渉していくのが安全策と言っていいかと思います。

バイク査定時の交渉は友好的にするのがポイントの1つ

バイク査定に関して重要なテクニックの1つとして、今回は「交渉」について記事にしていきたいと思います。

当たり前のこと過ぎて、ついつい忘れてしまう「売り手は1円でも高く、買い手は1円でも安く」という点です。
基本中の基本ですが、バイク査定をするときには、このことを今一度思い出して交渉に臨むようにしましょう。

バイク査定に限らずですが、交渉は人と人がするものなので、お互いの心証が悪くなってしまうと、上手くいくものも上手くいかなくなってしまうということが、起きてしまいます。
ですので、お互いを尊重するような交渉を望むのも基本の1つです。ただし、バイク買取の業者さんが「希望額は?」と聞かれた場合は、はっきりとした金額を言わないのがコツの1つです。
業者さんからしたら、実際の査定額より低い値段を言ってきた場合を狙っているわけです。従って、言わない方が、有利に交渉を進めることができます。
他に、有利に進める術として、他の業者さんにも査定をお願いしたということです。ただし、業者名は言わない方がよいです。色々とあるのですが、書き始めると長文になってしまうので、ここでは控えさせてもらいます。

ともあれ、交渉は友好的に進めますが、他社に見積もりをしたということを、ほのめかし、かつ希望額は言わないというのが有利に進めるポイントになります。

バイク査定をアップするためにバイクを綺麗にする真意

バイク査定をアップするための方法として、よく聞くのがバイクを綺麗にするということがあります。
ただ、これにはちょっとした勘違いをしてしまう場合もあるので、少し説明をしていきたいと思います。

バイク査定をするときに重要視する項目はいくつかあります。それは、年式、走行距離、事故の有無、そして車種となります。
これでおおよその査定額は決まります。例外があるとしたら、カスタムバイクで、非常に優秀なパーツを搭載していたりすると査定額が大きく変わる場合もあります。

ということで、実はバイクを一手間を掛けて綺麗にしたところで、査定額がアップするわけではないです。正直な話、キレイにするのは、業者さんも出来るので、さほど重要ではないのです。
では、何故、査定前にはバイクを綺麗にしましょうと言われるのでしょうか?それは、査定する担当員の心証をよくするためです。
やはり汚いバイクと綺麗なバイクを比べれば、綺麗な方がよいに決まっています。そして、バイクを愛していてちゃんと乗っているのだなと思わせるのが重要なのです。
これでも、査定額がアップするわけではありませんが、心証をよくするだけで若干ですが、マイナス査定を大目に見てくれることもあるということです。

ということで、バイクを綺麗にするのは心証をよくするためということを理解しておきたいところです。

ローンが残っているバイクも買取をしてくれる

バイクの買取を業者さんにお願いするときに、まだローンが残っていた場合はどうなるか?ということを今回のテーマとして挙げていきます。

バイクに限らず、家でも車でもローンが残っている場合でも売却することはできます。ですので、もしローンがあるから売れないと思っている方が見えましたら、迷わずバイク査定に出すことをお勧めします。
ですが、注意しておかないといけない点があります。バイク買取の業者さんによって対応はまちまちなので、ローンがあるけどどうなる?ということを問い合わせておくのがベストです。

また、このときに出てくる面倒な手続き等は、確実に業者さんが行ってくれるので、心配は無用です。ですが、売った後にほったらかしにしておくのではなく、しっかりと各種書類に関して問い合わせをすることをお勧めします。
大手企業の場合は、信用問題にかかわるので、まずないのですが、悪徳業者はやはりどの世界にも居るもので、こういった面倒な手続きと銘打って色々と悪だくみをしてくる業者も居るのも事実です。

ともあれ、ローンの有無でバイクの買取が出来ないということはないので、安心してバイク買取の業者さんにお願いするようにしましょう。
ただし、ローンがどういう扱いになるかをしっかりと理解して業者さんと話を詰めておくことは必要です。

動かないバイクでも買い取ってくれる

バイク査定を行っているとよく聞く質問があります。それは「動かないバイクも買取をしてくれるのか?」ということです。
結論から言うと、買取します。ただ、バイクの状態があまりにひどい場合は、値段をつけることが出来ないという状況もありますので、全部が全部、バイク買取が出来るという訳ではありませんのでご注意ください。

では、どの程度であればバイク買取をしてくれるのかといいますと、正直、明確な判断基準はありません。
不法廃棄されてボロボロになっているバイクを拾ってきて、それを売るということは当然、お断りします。
ともあれ、人気車種のバイクであれば、多少のダメージであればそれなりの査定額を提示することが出来るので、大丈夫かなと思っても一度出張査定を依頼してみるのが一番です。
買取が出来なくても引き取ってくれる場合もあるので、リサイクル料等を浮かすことも出来る場合があります。

動かかなくなってしまったから廃車手続きをするというのではもったいない話なので、先に書いたような明らかにボロボロなバイク以外であれば、バイク買取業者さんにお願いすることを強くお勧めします。
特に、カスタムしている場合は、そのカスタムパーツが高く買い取ってくれる場合もあるので、必ず査定に出してみましょう。

バイク査定にとってのカスタムバイクの位置づけ

本サイトで、カスタムバイクについての注意点を色々と記載させていただきました。今回はバイク査定をする側の視点から見たカスタムバイクの査定についてお話していきたいと思います。

基本的に、カスタムバイクの査定は、査定額がアップする場合が多いです。ただし、条件があります。
あまりにマニアックな個人的な趣味趣向が強く前面に押し出されているフルカスタムされたバイクに関しては査定額がダウンしてしまう可能性があるので、これには当てはまりません。
ここで言うカスタムとは、万人受けをするカスタムのことを指します。これに関しては、小さな業者の場合、主観が入ってしまい、査定額がまちまちになってしまう場合がありますが
大手だった場合、色々とカスタムしてあるパーツと本体のバイクとの兼ね合いである程度、値段が決まっていたりする場合もあるので、安心はできます。

結局のところ、カスタムバイクの場合は、人気のあるバイクで、かつ人気のあるパーツにて万人受けするカスタムがされていた場合に、査定額がアップする可能性があるということです。
また、純正のパーツが残っている場合は、さらに査定額がアップすることがあるので、残っていれば一緒に引き取ってもらうようにしましょう。
また、カスタムする場合は、こういったことも見越して残しておくのも1つの手だと考えます。