スクーター界のオシャレ番長と言えば「スカラベオ」

唐突で申し訳ございませんが、オシャレな国と言えばどこの国を思い浮かべますか?色々な国が浮かんできましたが、その中に「イタリア」は入っていますでしょうか?誰もが認めるオシャレな国の1つだと思います。
今回は、そんなオシャレな国で産まれたスクーター「アプリリア スカラベオ」を紹介したいと思います。

イタリアで有名なバイクと言えば、真っ先に思い浮かぶのは「ベスパ」だと思います。ベスパは非常にファッション性が高く、特に若い女性からの指示を受けていたバイクです。
この件については周知の事実だと思うので、詳しくは書きませんが、そんなベスパに負けずと劣らないほどのオシャレさを出しているのが「スカラペオ」です。
正直、あまり聞きなれたバイクではないかもしれません。それもそのはずで、日本の中古バイク市場の中でも非常に弾数が少ないのと、あまり知られていないというのが実情です。
私の個人的な意見なのですが、スカラペオは50ccを日本で販売したらベスパ並みに人気が出ると思っています。実はスカラペオは50ccから500ccまで計8モデルが発売されています。
日本国内では、このうちの125cc、250cc、400ccの3種類しか販売されていません。従って「かわいい」と言って購入してくれる女性層を取り入れにくい状況になってしまっています。
今後は、どのような販売になるかは分かりませんが、非常に「オシャレ」なスクーターのため、一度火が付けば、人気になることは間違いないと思っています。

さて、話が逸れましたが、中古バイクの市場でも、確かに弾数は少ないのですが人気があります。市場に出てくるのを待っている方も見えるぐらいです。
乗り心地に関しても、タイヤサイズが前後で異なるためデコボコとした道に非常に強いです。そういった機会はあまりないかもしれませんが、いざとなったときには意外と重宝する特性であることは確かです。
またブレーキ部分にも工夫がなされているため、走りだしと停止に関してもすこぶる調子がよいので、誰でも乗ることが出来るという敷居の低さも特徴の1つだと思います。

正直、そもそもがスタイリッシュな作りのためカスタマイズをしてオシャレに乗りたいと思っている方は、あまり意気投合できるバイクではないかもしれません。
このバイクにあうパーツの数も他の大型スクーターに比べると圧倒的に少ないのが少々欠点になるかもしれません。
ともあれ、くどいですがデザイン性は間違いないので、特にカスタマイズをせずともある程度完成されている形なので、手間暇を掛けたくないけど、オシャレに乗りこなしたいと思っている方にはぴったりなバイクかと思います。

スズキの本気を感じる「スカイウェイブ」は素晴らしい大型スクーター

大型スクーターの代表的な存在の1つと言っても過言ではないほどの人気があるスカイウェブシリーズ。スズキのこだわりが十二分に伝わってくる車種だけあって、スズキ好きにはさらに根強い人気があります。
従って、それに付随して専用のカスタム用パーツを始めとし、バイク本体以外の部分でも人気が出ているのも特徴の1つです。

中古バイクの市場から見ると、意外に難しいというのが正直なところでしょうか。難しいというのは、売れないとかではなく、各々の特徴が細分化されるバイクでもあるので査定が難しいのです。
人気は非常にあるので、中古バイクの市場を賑わせているので業者さんが欲しがるバイクの1つです。
ですが、いくら査定のプロとは言え、判断を見誤ると大きな利益を出せたはずが小さな利益にしてしまった。という話、ちょくちょく聞きます。それほど、オーナーの個性が出やすいバイクでもあります。

逆に言えば、オーナーにとっては非常にカスタマイズしやすいという意味に繋がってくるので、人気が出た1つの理由だと思います。
他社にも、大人気の大型スクーターが多々存在しますが、このスカイウェブという存在は稀有なものになりつつあります。
それは、大型と言われる排気量のスクーターが排ガス規制等のしがらみを始めした、ネガティブなことが重なり発売を海外のみにするということや、中には生産終了となった場合もあります。
そんな中、頑張っているのが、このスカイウェブであり本当の本当の大型スクーターを乗りたいと思ったときには、もう1択しかない状況なのです。

バイクの性能としても非常に良い物を持っていることは言うまでもありません。何と言っても、色々なモードがあるのが非常に嬉しいところです。
いくらバイクが好きと言えども、人間誰しも「飽き」が来るのは致し方がないもので、こういった色々なモードを用意してくれるのは、マンネリを防ぐことにもなるので、ユーザとしても長い付き合いが出来るバイクだなと感じる次第です。
こういったところから、スズキというメーカーの意気込みが伝わってくるようです。

ということで、中古バイクとして販売するのも人気車種のため査定額は高めの設定になるのと、逆に中古バイクとして購入する立場でも、長い付き合いが出来るので非常にお勧めの大型スクーターです。
教習所でもよく目にする車種のため、イメージも付きやすいですし、スカイウェイブで教習を受けていたのであれば、なおさら安心感があるかと思います。
初心者でも、中級者でも、上級者でも楽しめる数少ない大型スクーターだと言えると思います。

やっぱり名車と言ってもいいマジェスティは王道の大型スクーター

人気の大型スクーターの代表格と言えば、このマジェスティを挙げる方も多く見えるかと思います。今でも中古バイクの市場を賑わせている大型スクーターの1つです。
この大型スクーターのマジェスティは日本のみならず海外でも非常に人気の高い車種のため、世界的にも非常に取引が活発に行われている実情があります。
ただ時代の流れということもあり、排ガス規制のため2007年に代表作であるマジェスティ・250ccの生産は終了してしまっているので、手に入りづらくなってきているかもしれません。
なので、逆に、もしマジェスティ250のオーナーの方は、今の大型スクーターの人気状況もあり、もしバイク査定を出したのであれば、それなりの値段になる可能性があります。

また、大ヒットした理由は他にもあります。それは、ユーザーが自分自身の好みに合わせてバイクの外装をカスタマイズが出来るということです。ごくごく当たり前のことですが、人気が爆発した1つの理由であることは確かです。
それを結論付けることが出来るのが、ヤマハ自らが一般の車両に対して外装をカスタマイズした仕様のバイクを発売したとき、年間の最多販売になったというエピソードがあります。
ともあれ、これで大型スクーターというものに注目がいき、さらに人気が出たことは言うまでもありません。

今では、400ccのモデルが発売されて、まだまだ人気があるバイクではありますが、それよりも評価が高いのが「コマジェ」と言われる、マジェスティ125ccクラスのものです。
基本的には台湾車なのですが、その性能の良さやデザイン性も高いということで輸入されているのです。こういったことからも、マジェスティが愛されていることが分かる事柄だと考えます。
また、人気ぶりが伺えるエピソードがあります。それは、大型スクーターの専用の免許が新設されたとき、教習車として多く導入されたのが、このマジェスティなのです。初めて運転したのがマジェスティという方も多く見えるかと思います。

従って、中古バイクの業界でも、マジェスティ関連のバイクを積極的に買取をしている業者さんは多く見えます。特に生産が終了してしまったマジェスティ250は非常に高く買取をしてくれます。
今後の流れとしては、海外で活躍しているコマジェを始めとしたものが主流になってくるかと思います。こちらも、運転のしやすさや、収納力、加速力と性能的には非常に申し分がないのでお勧めできるバイクだと思います。

玄人好みのホーネットは、これからも人気が上昇する気配。

乗りこなしたらカッコいい。そんなイメージのホーネットは中古バイクの市場でも非常に人気の高い車種と言ってもいいと思います。
現に、とある中古バイクランキングサイトでも総合ラインキングの上位に常に付けています。何よりも、ホーネットに対する口コミ情報が多いということが、多くのライダーが存在するということが何よりの証明だと思います。

さて、このホンダのホーネットというバイクは何が人気なのか?人それぞれ、感じるところはありますが、私が第一に挙げたいのは、その操作性です。
非常に玄人好みのバイクで、レッドゾーンが16,000rpmから18,000rpmというパワーユニットで、かつ非常に薄いトルクのため、加速・減速が多いような道だとモロにライダーの腕前が影響するバイクなのです。
従って、このホーネット。特に900ccのホーネットを乗りこなしているライダーを見ると非常にカッコいいなという眼差しで見てしまうのです。
なので、ライダー初心者から見れば、憧れのバイクの1つとして挙げられ、このホーネットを乗るために頑張るといういわゆる、目標的な位置づけのバイクでもあると思います。
こういった流れが、中古バイクの市場でも活性化させてくれている要因だと思います。必然的に、中古バイクとして査定に出したとしても、根強い人気のため大きな減点が無ければ、値崩れは少ないバイクだと言えます。

中でも、ホーネット250と言われる一番小さなタイプは人気が高い車種になります。比較的、安価に手に入る場合もあるため、初心者を脱しようと思っているライダーが虎視眈々と狙っているので
安価で購入できるホーネット250は比較的、売れるのが早いです。ですので、もし売る立場からしたら、直ぐに売れるバイクなので安定供給をしたいのが本音のところ。こういった背景も中古バイクとしての人気の秘密の1つかと思います。
またバイクとしての特徴も他のバイクとは異なるユニークな部分が多いのも人気の1つの理由だと思います。見た目に関しても、玄人好みの趣で、とにもかくにも憧れのバイクというのが位置づけかもしれません。

ともあれ、2007年12月を持って、排ガス規制や騒音規制、さらには開発コストの問題から生産終了。かつ、諸所の理由により後継車も販売されていないので、さらにその価値は上がり続けています。
もし、今、ホーネットを愛車として楽しんでいるライダーさんが見えれば、メンテナンスをしっかりして大事に乗ることを強くお勧めします。

カワサキと言えばゼファー!ゼファーはまだまだ人気の中古バイク

今も昔もカワサキと言えば「ゼファー」と思い浮かべる方は多いかと思います。中古バイクの業界でも、非常に人気の高いバイクで、相も変わらず安定した取引が行われる1つです。
従って、新車で購入する方も、中古で購入する方も、メンテナンスをきっちり行って大事に乗り続ければ、いざ査定に出した時も値崩れはせずに高額な取引が望めると思います。
一度は乗ってみたいと思う方が大勢見えるかと思いますので、こういった背景もあるので一度思い切って購入するのも1つの手だと思います。

ここからは、あまりバイクに詳しくなく中古バイクを探している方のためにゼファーというバイクについての特徴をまとめていきたいと思います。
まず排気量は400cc、750cc、1100ccと3種類あります。中古市場で人気なのは400ccのゼファーになります。やはり乗りやすいことや、初心者向けということもあり400ccはゼファーの中でも根強い人気となっています。
これだけでも、もし初心者の方で乗ってみたいなと思っている方は、まずは400ccをお勧めします。あまりに大きいと扱いきれない部分が出てくるのも事実なのですが、それを承知で750cc、1100ccを乗るのもありと言えばありです。敢えて止めはしませんが、私自身は400ccを推したいと思います。
また逆説で申し訳ありませんが、実は750ccと1100ccは2007年を持って生産終了してしまったので新車で購入することは出来なくなりました。
こういった背景もあり、上記2つの排気量のゼファーもじわじわと人気が出ている状況です。

さて、排気量の他にも特徴は多々あります。例えば、ゼファーという言葉を日本語に直すと西風となります。この西風というイメージを強く出しているのも特徴の1つです。
兎にも角にも、デザインが良くて、バイクの機能的なバランスも取れているバイクは中々見当たらないのが私の感じるところです。
他のバイクももちろん良いのですが、ゼファーが名車と言われる所以、こういったバランスと見た目が最高レベルに達してまとまっているというところだと思います。
従って、女性にも安定して乗ることが出来ることがさらに人気の理由になっていると思います。女性層が付くと言うことは、長距離走にも向いている証明になっているバイクだと言えます。

中には「ミーハー」だと揶揄する方も見えますが、ミーハーになるほど魅力があるということも言えると思います。まだまだ、これからもゼファーは中古バイク市場を賑わせてくれそうな気配です。