春一番

まだ朝は寒いせいもあって、なかなか布団から抜け出せない。

つい寝坊したりして、時間ギリギリでバイクをすっ飛ばして

会社へ向かう毎日です。こういう時は、やっぱり

「あぁ、あの時ちょっと頑張って中古バイクGETしておいて良かった」

と、ついほくそ笑んでしまいます。

バイクなら、もしも何キロか先まで渋滞していても、

ひょいひょい~って、路肩とか車の切れ目なんかを縫うようにして

うまく前のほうに出られるので、よっぽどスキマなく

ぎゅうぎゅうに詰まっているんじゃなければ、遅刻しなくて済みそうです。

我ながら、だらしない運転でもうしわけないです。

1回クセが付いてしまうと、ついついだらけてしまって、

しかもそれで甘い汁をすすってしまうと、やめられなくなってしまうんですよね。

あ、でも帰り道の時は、ちゃんと速度も車間距離も安全第一で走行してますよ。

いやー、でも今週に入ってからは強風で、走るのが結構ツライです。

特に出勤時は、天候に関係なく、なぜか毎日向かい風を

モロに全身に受けるような状態で走らなければいけないので大変です。

しかもテレビのニュースだと、昨日北陸地方に春一番が吹いたんだとか。

これからこっちでも、あの強烈な風が吹き荒れるんだと思うと頭が痛いです。

春一番は、立春から春分の日の間に吹くもので、風速10m以上くらいの

南よりの風ことを指すってウワサも、前に聞いたことがありますけど、

その年によっては、風速30メートルとかあるじゃないですか。

ハンドル取られるとかそんなレベルじゃない。そんなん、もうほぼ台風並み。

ああ、春一番恐ろしや…って感じですね。

中古バイクでデート

地域にもよりますが、もう少しすれば雪も寒さもちょっとづつゆるんで、

来月には、待ち遠しい春がやって来ますよね。

バイクはようやくGETしたし、暖かくなったら

後ろに可愛い彼女(いや彼氏かもしれませんが)を載せて、

イイ景色のところまですっ飛ばして、ゆっくりデートしたいなぁ…なんて、

ひそかに楽しみにしているというかた、結構いらっしゃいそうですね。

前に、知人(もちろん男)から聞いた話なのですが

ちゃんと付き合っている彼女や、完全に両思いだという相手でなければ

後ろに載っけて走るための、ヘルメットプレゼントは

ちょっと慎重にするか、思いとどまった方がいいようです。

選ぶがわ(実際に運転をするがわ)の人間にしたら、

「君のために、顔を思い浮かべながら選んだんだ。」とか、

「コレをプレゼントしたんだから、この席はもう君専用ってことだよ。」

なんて、熱い思いで送るのかもしれませんが、

受け取る側の人間からしたら、

「えっ?いきなりこんな大きなものをもらっても…。」とか、

「こんな物をもらうほどの仲じゃないのに…ちょっと気持ち悪い。」などと、

ドン引きされてしまう可能性が、かなり高いようです。

どんな物にしてもプレゼントする前はリサーチが必要ですが、

相思相愛でないなら、このプレゼントだと逆効果になってしまうかも!

自分では両思いだと思っていても、第3者から客観的にみると

明らかにそうじゃない場合でも本人は気付かないものだったりします。

大きな物をプレゼントする時には、周りの意見は一度聞いた方がいいですよ。

あこがれ。

こどものころ、ずっとスクーターに乗りたくて憧れていました。

スクーターはお尻が大きい、というイメージが強かったので

なんだか、あの音もあいまって可愛く見えたんでしょうね。

“安定感がある大きなお尻=おかあさん”というイメージも、

もしかしたらちょっとくらいは、あったのかもしれませんけどね。

それから比べると、バイクは加速がしやすい分“怖い”というイメージがありました。

学校の行き帰りや、外で遊んでいるとき。

小さな子供である自分たちのすぐそばなのに、相当大きな音を出して、

ほとんど減速する事もなく、ビューン!と走り抜けていく様子を見てそう感じたんだと思います。

自分たちは子供なんだから、よけてもらって当たり前。

車は人が来たら止まってくれるものだ、となんとなく思い込んでいたせいもあり、

そのぶん、視界のはしに見えてからどけたのでは間に合わない、

猛スピードで疾走するバイクに恐怖感を感じたのは、仕方のない事だったのかなと思います。

そんな自分も、今や中古車雑誌を片手に、インターネットで

お手頃そうな中古バイクを探すような年齢になりました。

でも、その頃の記憶が自分にはよっぽど強かったんでしょう。

大人になった今でも、ちいさな子供たちが遊んでいる細い路地を

猛スピードで突っ込んでくる輩を見ると、やはりとても腹が立ちます。

この場合はバイクより、軽自動車の確率のほうが高いのですが。

何にしても、他人の命を危険にさらすような行動は控えた方が、

みんなのため、じぶんのため、ひいては社会のためになるってことですよね。

なんだか最後で話のスケールをちょっと盛った感じになってしまいました。

バイクは危ない?

バイクの免許は16歳から一部(原付のみ)が取得できることになっているので、

バイク通学がOKな学校に通っている高校生は、必死に頑張るようです。

実際には、燃料代や車検、維持費などがかかるので

例えお手頃価格な中古バイクだったとしても、自分で所有するためには、

なにかしたのアルバイトも頑張らなければいけませんが。

そして、もっと大きなバイクに乗れるようになるためには、

ご存じだと思いますが、小型・中型・大型の免許が必要になります。

厳密に言うと、少し前に法が改正されたので

「中型(ちゅうがた)」という免許は存在しなくなっちゃいましたけど。

ちなみに、この中型に該当する免許のことで、以前我が家で大モメしました。

自分の弟が通っていた高校はとても厳しかったので、

学校にバイクで通うなんて認めて貰えないどころか免許を取ることも許されませんでした。

※余談ですが、その高校では家庭の経済状況と親からの申し出がなければ

アルバイトも絶対に許可が下りませんでした。

でも、4輪車の免許は3年生になって就職することが決まった者のみ

そして必要な年齢条件を満たす者のみ、

絶対に学業に支障がでないということを条件として取得が認められていました。

残念ながら親からの許可が下りず、弟は在学中の免許取得を断念しました。

親の反対の理由は簡単です。

“バイクは事故を起こしやすいし、危ないから”です。

確かに4輪車と比べれば、重心移動で方向を変えなければならないバイクは、

初心者であれば事故の確率も高くなるでしょうし、

頑丈な車のボディに守ってもらう事のできないバイクは、

一度もバイクを乗った事のない人間から見ると危険になってしまうんでしょうね。

メリットもいっぱいあるのに残念です。