玄人好みのホーネットは、これからも人気が上昇する気配。

乗りこなしたらカッコいい。そんなイメージのホーネットは中古バイクの市場でも非常に人気の高い車種と言ってもいいと思います。
現に、とある中古バイクランキングサイトでも総合ラインキングの上位に常に付けています。何よりも、ホーネットに対する口コミ情報が多いということが、多くのライダーが存在するということが何よりの証明だと思います。

さて、このホンダのホーネットというバイクは何が人気なのか?人それぞれ、感じるところはありますが、私が第一に挙げたいのは、その操作性です。
非常に玄人好みのバイクで、レッドゾーンが16,000rpmから18,000rpmというパワーユニットで、かつ非常に薄いトルクのため、加速・減速が多いような道だとモロにライダーの腕前が影響するバイクなのです。
従って、このホーネット。特に900ccのホーネットを乗りこなしているライダーを見ると非常にカッコいいなという眼差しで見てしまうのです。
なので、ライダー初心者から見れば、憧れのバイクの1つとして挙げられ、このホーネットを乗るために頑張るといういわゆる、目標的な位置づけのバイクでもあると思います。
こういった流れが、中古バイクの市場でも活性化させてくれている要因だと思います。必然的に、中古バイクとして査定に出したとしても、根強い人気のため大きな減点が無ければ、値崩れは少ないバイクだと言えます。

中でも、ホーネット250と言われる一番小さなタイプは人気が高い車種になります。比較的、安価に手に入る場合もあるため、初心者を脱しようと思っているライダーが虎視眈々と狙っているので
安価で購入できるホーネット250は比較的、売れるのが早いです。ですので、もし売る立場からしたら、直ぐに売れるバイクなので安定供給をしたいのが本音のところ。こういった背景も中古バイクとしての人気の秘密の1つかと思います。
またバイクとしての特徴も他のバイクとは異なるユニークな部分が多いのも人気の1つの理由だと思います。見た目に関しても、玄人好みの趣で、とにもかくにも憧れのバイクというのが位置づけかもしれません。

ともあれ、2007年12月を持って、排ガス規制や騒音規制、さらには開発コストの問題から生産終了。かつ、諸所の理由により後継車も販売されていないので、さらにその価値は上がり続けています。
もし、今、ホーネットを愛車として楽しんでいるライダーさんが見えれば、メンテナンスをしっかりして大事に乗ることを強くお勧めします。