人気の大型スクーターの代表格と言えば、このマジェスティを挙げる方も多く見えるかと思います。今でも中古バイクの市場を賑わせている大型スクーターの1つです。
この大型スクーターのマジェスティは日本のみならず海外でも非常に人気の高い車種のため、世界的にも非常に取引が活発に行われている実情があります。
ただ時代の流れということもあり、排ガス規制のため2007年に代表作であるマジェスティ・250ccの生産は終了してしまっているので、手に入りづらくなってきているかもしれません。
なので、逆に、もしマジェスティ250のオーナーの方は、今の大型スクーターの人気状況もあり、もしバイク査定を出したのであれば、それなりの値段になる可能性があります。
また、大ヒットした理由は他にもあります。それは、ユーザーが自分自身の好みに合わせてバイクの外装をカスタマイズが出来るということです。ごくごく当たり前のことですが、人気が爆発した1つの理由であることは確かです。
それを結論付けることが出来るのが、ヤマハ自らが一般の車両に対して外装をカスタマイズした仕様のバイクを発売したとき、年間の最多販売になったというエピソードがあります。
ともあれ、これで大型スクーターというものに注目がいき、さらに人気が出たことは言うまでもありません。
今では、400ccのモデルが発売されて、まだまだ人気があるバイクではありますが、それよりも評価が高いのが「コマジェ」と言われる、マジェスティ125ccクラスのものです。
基本的には台湾車なのですが、その性能の良さやデザイン性も高いということで輸入されているのです。こういったことからも、マジェスティが愛されていることが分かる事柄だと考えます。
また、人気ぶりが伺えるエピソードがあります。それは、大型スクーターの専用の免許が新設されたとき、教習車として多く導入されたのが、このマジェスティなのです。初めて運転したのがマジェスティという方も多く見えるかと思います。
従って、中古バイクの業界でも、マジェスティ関連のバイクを積極的に買取をしている業者さんは多く見えます。特に生産が終了してしまったマジェスティ250は非常に高く買取をしてくれます。
今後の流れとしては、海外で活躍しているコマジェを始めとしたものが主流になってくるかと思います。こちらも、運転のしやすさや、収納力、加速力と性能的には非常に申し分がないのでお勧めできるバイクだと思います。