今回のバイクの基本的なメンテナンスはエアクリーナーについて記事にしていきます。
まずエアクリーナーというものについて説明をしていきます。簡単に言ってしまえば、空気を綺麗にするという名前のままの機能を持ったパーツです。
エンジンが動くということは、燃料が燃焼されているということを意味し、燃焼させるためには空気が必要です。この空気にゴミが混入しないようにする役割を果たしているのが、このエアクリーナーになるわけです。
従って、非常に重要なパーツの1つのため小まめで丁寧なメンテナンスが必要となっていきます。中古バイクを購入するさいには、販売店の方に、いつ交換したか?などの情報収集することを強くお勧めします。
また、将来的にバイク査定をして買取をしてもらう予定であれば、エンジンは査定額を大きく左右するものなのでエアクリーナーはしっかりとメンテナンスをしてエンジンを守ってあげたいところです。
さて、エアクリーナーのメンテナンス方法ですが、色々とやり方があります。理由は、エアクリーナーというものは「乾式」「ビスカス式」「湿式」の三種類があり、それぞれ方法が異なります。
乾式の場合は掃除と交換になります。
パーツが白いため汚れているのか?の判断が簡単にすることができます。気になり始めたら基本的には掃除するようにしたいところです。一般的には、5,000kmを目安に掃除を行い、20,000kmを超えた辺りから交換とされています。
ビスカス式の場合は交換となります。
油分を利用してゴミを取り除く方法になりますので、この油分が汚れてきたら交換時期と判断できるでしょう。具体的な数字としては15,000kmが交換の目安とされています。
湿式の場合は、掃除となります。
湿式は、汚れてきた場合の掃除方法が洗油と呼ばれる油に浸けてゴミを取り除きます。掃除は3,000kmぐらいが目安ですが、5,000km以内には掃除するように心掛けたいところです。
ここで、紹介している目安の数字は、あくまで目安です。汚れが酷い場所をバイクで走ってみたりすれば、当然、劣化は早いので、目安の交換時期よりも早め早めと先手を打った方が当然よいかと考えます。
大事な大事なエンジンを守るためのパーツですので、小まめにメンテナンスしたい代表パーツです。これが汚い・キレイの差は、エンジンの性能差、寿命差に繋がってきます。いわば、バイクの寿命に直結するということを頭に入れておいてもらいたいと考えます。