小さい頃、映画に“サイドカー”が結構でてきました。
比較的さいきんもドラマだか映画だかの題名に使われていたと思います。
“カー”って言うくらいだから車なのかな、実は別々になっても
それぞれで走行できるのかな等と勝手に思い込んで、夢は一方的に膨らんでいました。
実際、自分が大人になってみると、まあ見ないですよね。
夏に、湘南とかの海沿いに行けばラッキーなら見られるのかもしれませんけど。
改めてよく見ると、オートバイに荷台がくっついてる感じなんですね。
どう考えても車輪は少なくても4つはありそうですが、3輪車の部類に入るそうです。
キッカケは、四輪の自動車がまだ高価で一般的にまだ高嶺の花だった時代に、オートバイなどでも大きな荷物や、もっと多い人数を運搬するために考案されたとのことです。
当初は、車輪はひとつだったみたいです、だから3輪車の部類なんですね。
安全性や利便性なんかを考えて、改良に改良を重ねて
バイク部分プラス荷台部分にタイヤ2個になったのだそうです。
でも4輪自動車が安く手に入るようになったせいで、どんどん姿を消してしまったよう。
だからテレビとかで見かけるのも中古バイクが多いんですね。
そうそう、バイクの事を“単車”って呼ぶ方けっこういらっしゃいますよね。
あれってサイドカーと区別する為の呼び名がそのまま残ったせいらしいですよ。
荷台部分が付いていない、“単”のオートバイだから単車。
それくらいサイドカーが普及してたってことなんでしょうね。
ほんと目の前で見た事が一度もない私には、そのエピソードは結構衝撃的でした。