春の日差しに誘われて郊外の田園地帯に行ってきました。
雪もかなり解け、田んぼも畑も本格的な準備に入るのを待っていると言った感じでした。今まですれ違う事の少なかったバイクも随分目立つようになって来ました。
ピカピカのハーレーが止まっています。私の中古バイクも嬉しそうです。
そんな中ふと見ると、まだ耕していない、ところどころに雪の残っている田んぼの
あちこちに白い生き物らしいものが…。
こっちの田んぼに20匹位、あっちの田んぼには10匹位、
すぐそばにも…と言った感じでとても賑やかな様子です。
なんだろう…と思ってよーく見てみると、どうも白鳥の群れの様です。
わずか一時間程のドライブでしたが、
その間にいったい何羽の白鳥に出会ったのでしょうか。
多分、軽く数百羽はいたと思います。
みんな田んぼの中で一生懸命何かをついばんでいます。
昨年の収穫の時に採りきれないで残っているお米でしょうか。
きっとお腹をいっぱいにして北の方角に飛んで行くのでしょう。
ただ、農家の方にしてみれば、まだ田植えをする前の今なら良いとして、
これから田植えをした後や、種をまいた後の畑にも
同じように白鳥の群れはやって来るかもしれない事を考えると、
余り嬉しいお客さんではないのでしょうね。
でも、私の目は随分和ませてくれました。
こんな近くに、こんなにたくさんの白鳥を見られるのも、
この春の限られた期間だけだと思います。
また来年も来れたらいいな…。